
「常不信」という言葉がありますが、これは直訳すると「常識を信じるな」ということです。介護という仕事は、「お客様の数だけ答えがある」といわれるほど、様々な対応が求められる仕事です。ベテランほど常識や過去の成功にこだわる傾向がありますが、お客様のニーズにお応えするには、お客様お一人おひとりの価値観を尊重し、その時々で違う観点からお客様に向き合うことが重要です。つまり、常識にも過去の成功にもとらわれることなく、常に自らを改革(チェンジ)していくことが介護サービスにおいても大切であると考えております。
また、介護の仕事は、「厳しさ」と「やりがい」を持ち合わせた仕事であり、戸惑うこともあると思います。様々な困難を好機(チャンス)ととらえ、積極的に挑戦(チャレンジ)していくことが、やがて常識や過去にもとらわれない新しい自分への改革(チェンジ)、さらには「やりがい」につながっていくと確信しております。
2000年に介護保険制度がスタートし、介護サービスは、私たち事業者とお客様との契約のうえで提供されることとなり、お客様は複数の事業者の中から自由に事業者を選ぶことができるようになりました。その結果、私たちは、お客様に選んでいただけるように、常にサービスの質を向上させ、お客様のニーズにお応えしていくことが重要になってきました。
また、介護事業は社会貢献度が高い事業であるため、利益追求はそぐわないという考えもある一方で、安易な新規参入により経営不振に陥った結果、サービスの低下、さらには不祥事に及ぶ事業者も出てきており、お客様からは、事業者の安定的な経営を重視する声が高まってきております。
このように、介護事業で大切なことは、お客様のニーズにあったサービスを提供しつつ、適正な利益を確保し、安定した経営を続けていくことであります。そういう意味で、私たちの介護の仕事が「サービス業」であることをあらためて認識する必要があるのです。
チャームスタッフの心構えにあります「気配り」、「清潔感」、「元気な笑顔」は、まさにサービス業の基本、社会人としての基本であると考えています。これは当たり前のことですが、私たちは介護のプロとして当たり前のことを当たり前に行いたいと考えております。その結果として、お客様にとって魅力的なライフスタイルが提案できると信じているのです。技術的なことは後から勉強すればできるようになります。チャームで働くスタッフの皆様には、まず、この「気配り」、「清潔感」、「元気な笑顔」を心がけて頑張っていただきたいと考えております。